業界初、「低圧動力・電灯契約」に特化した見積サービス、スリーアールエナジーが展開
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2019年12月03日
一般社団法人エネルギー情報センター

スリーアールエナジーが「低圧動力・電灯契約」における電気料金プランを相対価格にて比較できる電力切替サービスを新たに展開すると発表しました。高圧と同様に、「低圧動力契約または従量電灯契約」において見積もり比較をしたい需要家の要望に応えるため、その分野に特化した電力切り替えプラットフォームを展開する形となります。
「低圧動力契約または従量電灯契約」に特化した見積比較サービス
2016年4月から始まった電力小売全面自由化から3年以上の年月が経過し、その認知度も徐々に伸びてきています。直近の調査としては、例えば電通が2019年3月に発表した「第8回エネルギー自由化に関する生活者意識調査」の分析結果によると、自由化自体の認知率は9割以上と高い水準ではあるものの、電力購入先または料金プランを実際に変更した層は2割にとどまり、また変更してない層の8割弱は新料金プランの試算すら行っていないことが示されています。
また、経済産業省が2019年3月に公開した自由化の認知度等に関するアンケート調査によると、約95%が自由化を認知するものの、電力会社を切り替えても「電気の品質が変わらない」という基本事項を30.2%が認知しておらず、また「スマートメーターの設置は無料」であることを42%が認知していない結果となりました
同調査においては、切替を行わない理由として、「メリットがよくわからない(38.9%)」「なんとなく不安(28.8%)」「今まで通り慣れている会社の方がよい(26.9%)」となっており、自由化についての不安感がボトルネックとして表れています(図1)。

図1 電気の購入先非変更理由/解決されたら変更すると思うもの 出典:経済産業省
こうした中、スリーアールエナジーが「低圧動力・電灯契約」における電気料金プランを相対価格にて比較できる電力切替サービスを新たに展開すると発表しました。「高圧分野」は金額の規模も大きいため、複数の電力会社から見積りを取得し比較すること自体は容易ですが、「低圧分野」ではウェブ申込が一般的であり、需要家が各社の見積り資料の比較を希望する場合でも、そのハードルが高いと想定されます。
スリーアールエナジーは、高圧と同様に、「低圧動力契約または従量電灯契約」において見積もり比較をしたい需要家の要望に応えるため、その分野に特化した電力切り替えプラットフォームを展開する形となります。美容院や飲食店など、低圧分野において電力切替の相談等を希望する需要家に対するサービスであり、低圧分野の電力自由化が促進されていくことが期待されます。
必要な資料は1ヶ月分の電気明細のみ、利用料は無料
低圧電力の切り替えは前述の通り、原則的にウェブからの申込となり、電気料金の明細を用意し、供給地点特定番号やお客様番号等の項目を一つずつ打ち込む必要があります。しかし今回のプラットフォームでは、「明細1枚のみ」をスマホの写真等で撮影し送付するのみで、複数の電力会社の中から、スリーアールエナジーが最適と想定する電気料金プランを無料で提案します(図2)。
なお、一般的に見積資料は電力会社ごとに様式が異なるため、正確な比較選定には一定の知識を要します。しかし今回のプラットフォームでは、スリーアールエナジーが比較表に整理し、加えてどのような計算過程によって電気料金が算出されるかも整理した上で資料提出するとしています。これにより、電気料金の削減内容が透明化され、需要家の社内説明等にも有効活用できると想定されます。
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