大阪ガスの電気、ガスとのセット割で年間約3700円お得に
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2016年02月23日
一般社団法人エネルギー情報センター

電力自由化に向け、4大都市ガス事業者の一つである大阪ガスが一般家庭向けの料金プランを発表しました。このコラムでは、大阪ガスが販売する電力の概観を見ていきたいと思います。
都市ガス第2位の大阪ガスが電力小売に参入
関西地方を中心にガス供給を行っている大阪ガスは、関西電力エリアを中心に電力を供給する予定です。電気とガスのセット割を提供しており、最大で関西電力よりも最大5%安くなるプランを公表しました。その他にも大阪ガスの会員サイト「マイ大阪ガス」では、一時間ごとや月々の電力使用量・料金を確認や比較ができるため、利用者の省エネ・エコな暮らしを支えます。
出典:大阪ガス
大阪ガスの料金プラン
ベースプランA
1つ目のプランは、関西電力の「従量電灯A」に相当する一般家庭向けのものです(図1)。
図1 ベースプランAと従量電灯Aの比較 出典:大阪ガスと関西電力
基本料金が関西電力の方が割安な為、使用量が比較的少なめな家庭(250kWh:月間6600円程度)では関西電力の方が電気料は安くなります。250kWhあたりを超えると、大阪ガスの「ベースプランA」が割安になります。たくさん電気を使う家庭ほど、割引率が高くなります。
ガスと電気のセット販売や、長期2年間契約割引も提供しています。ガスとのセット割引では、料金から1%、長期2年間では2%割り引かれます。関西電力での従量電灯Aによる年間使用量が124400円の場合、ガスとのセット割引で約3700円、さらに長期2年間契約の割引も付加すると、6200円お得になります(図2)。
図2 セット割引のイメージ 出典:大阪ガス
家庭用ガス発電プラン
2つ目のプラン「家庭用ガス発電プラン」は、ガスで電気を発電するエネファーム・エコウィル(大阪ガス製)を利用している家庭が対象です。ガスで電気と温水を供給できる製品のため、電力の使用量が通常の家庭より少なくなります。大阪ガスの「ベースプランA」と比較した場合、基本料金・電力使用量ともに低い単価に設定されています(図3)。
図3 家庭用ガスプランの料金 出典:大阪ガス
「家庭用ガス発電プラン」では、電気使用量が月間200kWh(月に5100円程度)を超える場合、お得になります。しかし、「ベースプランA」のような都市ガスとのセットや2年契約の割引が利用できません。
ベースプランB
3つ目は、電力使用量が多い商店や事務所向けで、関西電力の「従量電灯B」に相当するプランです。大阪ガスの「ベースプランB」と関西電力のプラン「従量電灯B」の料金体系は大きく違います。
大阪ガスの「ベースプランB」は、最低料金が設定されていて、契約電力・電力量が超過した場合に追加料金が発生します。一方で関西電力の「従量電灯B」は、基本料金と3段階の電力量料金が設定されています。「ベースプランB」は、最低料金が月に13022円と高額ですが、それ以上の電力を利用する場合、関西電力の従量電灯Bと比較しお得となるケースが多くなります(図4)。
出典:大阪ガス
供給エリア
供給エリアは、京都府、大阪府、滋賀県、兵庫県(赤穂市福浦を除く)、奈良県、和歌山県、福井県(三方郡美浜町以西)、三重県(熊野市、南牟婁郡紀宝町、南牟婁郡御浜町)、岐阜県(不破郡関ケ原町の一部)です。
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執筆者情報

一般社団法人エネルギー情報センター
EICは、①エネルギーに関する正しい情報を客観的にわかりやすく広くつたえること②ICTとエネルギーを融合させた新たなビジネスを創造すること、に関わる活動を通じて、安定したエネルギーの供給の一助になることを目的として設立された新電力ネットの運営団体。
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